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2008年10月

2008/10/25

キモノスイーツ

キモノスイーツ
今日は大阪での催し。
着付け教室?着付けの先生の企画だそうで、兄と桂吉坊さんとわかぎゑふさんのトークでスタート。
その後に巴の能。
私は地頭を謡わせていただきました。
シテ(兄貴)からの希望で、少しくさいめ?に謡え。
との指示がありましたのでご期待にそうべく、くさいめに謡わせていただきました。
しかし当然の事ながら、少しくさいめ、と言われるとすごくくさくなってしまうもの。
終わってみればかなりな感じでくさかったです。
後で囃子方から、プンプンにおったで!っと言われました。
しかしちょっと楽しかったのは事実です(笑)
始まる前も写真のようなごく和やかな雰囲気のいい催しでありました。

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観世能

今年は京都観世会館建設50年。
いつも秋に観世能があり、ご宗家やご分家、六郎先生などなどがゲスト出演されますが、今年は50年の記念能という事で地元の役者のみでの会となりました。今回は豪華2回公演。
19日初日は翁 父尉延命冠者。高砂 八段ノ舞。
松風 見留。
望月 古式。
翁のこの小書は初めて拝見させていただいていろいろ勉強になりました。
よくよく考えれば今から10年前。
40年の記念会で私は翁の千才を披かせていただいたのでした。
早いものです…

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2008/10/19

今年の

今年の
舞子ビラは海風もおとなしく、なにも吹き飛ばされる事なく無事終了。
そして昨日は徳島県は美馬町で美馬能。
半蔀のシテと夕顔の仕舞を勤めさせていただきました。
観世流はだいたい若女を仕様する事が多いのですが、私は小面で勤めました。
と、いうか実は私は今まで若女を使用した事がないのです。
若い頃は(今でも若いつもりですが)まだ若女を使うのは早いな、と思って遠慮したり、キャラクタ-が自分と違うと自己判断をしてやめたり理由は様々ですが、そうこうしてる間に四十前になってもいまだ若女に遠慮し続ける日々が続いています。
昨日の半蔀は初演ではなかったので、後シテは白い長絹に浅黄の露。
浅黄の大口とかなりすっきりした取り合わせで勤めさせていただきました。
動き回る激しい曲は肉体的にしんどいのは当然ですが、半蔀のような三番目物は動きが少なくて集中力や密度がすごく必要な曲なので、精神的にもかなり疲労します。
その為?もありますが、前の日から徳島入りをし、体力の温存につとめ、地元の美味しいものを食べ精神力のアップ?にもつとめました(笑)
今まで何度も見てますが夕方の明石大橋も綺麗でした…

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2008/10/15

岡山

岡山
九州から岡山へ移動し、12日はお稽古。
13日は先生の岡山の会。
素謡の石橋のワキを謡わせていただきました。
この曲は観世流の等級で言うと重習。
修行中はまさか自分がこんな曲のワキを勤めるなどとは思いもしませんでした。恐ろしくなります。
ほかにも色々地謡を謡いましたが、その中に檜垣の素謡がありこれもど厚かましいながら勤めさせていただきました。
これこそ私の一生の中ではまさか謡わないだろうと思っていた曲。
それがどういう回り合わせか、素謡は二回目。
去年には能の地謡も…
大変ありがたいですが、ほんっとに恐ろしくなります。
一番一番を大切に勤めようと改めて思い知った1日でした。
さて今日は須磨の舞子ビラでの催し。
この前は融の桶が吹き飛ぶ程の海風の中での演能。
さて今日はなにが吹き飛ばされるか…(汗)

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2008/10/12

久々の

久々の
昨日は九州博多での舞台。井筒と清経の地謡でした。清経はシテ1人と地謡1人の真剣勝負。
1人でドラマをつくる難しさと楽しさを改めて感じた一番となりました。
今より若い年齢の時は1人で謡う事にそれほど恐怖を感じなかったんですが、最近はとても恐怖に感じます。
年ですかね…
今年は2月に八尾で井筒。先日のパリでも井筒を二回勤め、カナダで清経と偶然過ぎるほど重なって勤めています。
演じるたびに色々発見がありありがたい限りです。
終了後はお客様とワインパーティー。
いろんな方々とお話をさせていただき楽しいひとときでした。
その後偶然博多に滞在中の直ちゃん(角当直隆氏)と中洲で合流。
ちらっと呑んでヤフードームの見えるホテルに戻りました。
久々に日本のホテルに宿泊しましたが、やはりいろんな意味で楽でした。
言葉通じますしね(笑)
移動はこれも久々新幹線。海外滞在中は移動移動で二週間で11回飛行機に乗り、しばらく飛行機いやや!
新幹線がいい!
っと思って新幹線に乗りましたが、身体的にはそれほど違いはなくやはり疲れました。
やっぱり年ですかね(笑)

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2008/10/11

2008年11月の公演予定

1日() 嶂の会

  能  小鍛冶 黒頭 シテ   京都観世会館   13:00~(開場12:00)

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2008年10月の公演予定

18日() 美馬能 源氏物語千年紀 記念能

  1部  12:30~(開場12:00)

   能 半蔀 シテ

  2部  15:15~(開場15:00)

   仕舞 夕顔 

      半蔀 後見

     会場:安楽寺能舞台

     主催:美馬能楽の会・徳島県民文化祭実行委員会

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2008/10/10

8日

8日
無事帰宅!
先月24日からの長旅。
もちろん色々様々ハプニングはありましたが、怪我人や病人もなく全員が無事日本の地を踏みました!
めでたしめでたし。
ただ最後の最後でトランクが積み忘れのバンクーバー泊まりに…
そのトランクも今朝無事に到着し、すべて終了。
長旅の途中にお世話になったすべての方々に感謝しながら荷ほどきをすませ、日本の生活に戻ります。
ありがたやありがたや。

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2008/10/08

いよいよ

いよいよ
最終経由地ロサンゼルス!
無事帰れる事を祈りましょう…

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2008/10/07

終了!

終了!
パリ、セルジーポントワーズ、ジュネーウ゛、トロント、リジャイナと公演終了!
すでにどこでなにを演じたかの記憶がありません。
パリがはるか昔の感じがします。
あとはバンクーバーで一泊し、帰京します。
無事帰れますように!

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2008/10/02

パリ

パリ
パリ
パリはユネスコ本部での公演。
下見から場当たり、本番まで息つく暇なく装束準備や作り物の作成。
おまけに舞台は普段土足の使用のため、モップがけから水拭きとかなり過酷労働の後の公演となりました。私は半能の井筒と土蜘蛛の仕舞。
しかし楽屋では分単位での装束着けや作り物運びなどばたばた…
もうどうにも止まらない運動会のような公演でした。
でも終了後はスタンディングオベーション!
疲れも心地よい疲れで楽しかったです。
舞台拭きをやったので、足はガクガク膝腕はパンパンでしたが、土蜘蛛の巣の投げそんじもなかったのでホッとしました。
それからジュネーブへ移動しての公演の後、カナダへ。
さぁーまだまだがんばるぞ!

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