今年は毎年の美馬能ではなく、国民文化祭。
能楽愛好家の方々の発表が午前中にあり、午後からが我々の出番。
国民文化祭は模範演能という枠での出演なんです。
ですから今までは家元であったり職分の先生方が舞われる事がほとんどでした。
今回は河村晴道氏の百万と狂言。そして私の舎利でした。
晴道さんと、僕らが模範演能でいいんですかね??と、話してました。
ありがたい事です。
今回は本堂に造られた特設舞台。
午前中には愛好家の方々の発表があるので事前に舞台を歩くこともできず、広さの確認も無理。
一畳台に飛び上がったり降りたり、追いかけっこをしたりとぶっつけ本番では怖い曲でしたが、なんとか事故もなく無事楽屋に戻れました。っと思ったら、左カカトに激痛が・・・
舎利台を踏み抜く時、少し手前を踏んだらしくの渾身の力で木枠を踏みつけあいたたた・・・となったらしいです。
まぁ本番ではアドレナリンがドバドバ出てますから痛みは感じず終了するわけなんです。
今朝整形外科で診察していただいたら、骨に異常はなし!でもMRI撮ったら中で出血してると思うで、との診断でした。
痛み止めなんで我慢して痛みが消失するのを待ちなさい、との事でした。
ありがとうございました、がんばります。
舎利を舞うのは20数年ぶり、体力的にしんどいし今回は痛かったけどなかなか楽しく勤めさせていただきました。
ありがとうございました。
